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ナースステーション便り : 今月は吉川看護師の 「奈良に来て10年たちました」 です

2009.06.25ナースステーション便り

765bf6a7.jpgこんにちは。看護師の吉川が6月のブログを担当させていただきます。

早いもので、私が奈良に来て10年とちょっと経ちました。
そんな奈良での生活のおはなしをひとつ。
やっぱり、一番戸惑ったのは、「言葉」でした。
自分の話す言葉は標準語に近い・・・と思っていましたが、看護学校の寮に入ってビックリ!
“私の話す言葉が通じない!”
“相手の話している言葉もわからなーい”
・ ・・・これは、大事件でした。1つの物事に対する表現の方法や語尾によって、受け手側は全く意味の違うものとして
捉えてしまうので、はじめは本当に????の連続でした。
特に九州出身者の多かった寮内では異国語のように聞こえていました。

例えば、「ジュース、ちょっとちょうだい。」の返事に対して

私(岐阜弁)「いいよ。飲みゃーぁ。」
関西圏 「えーよ。のんでなー。」
福岡の友「いいちゃ。のむとー。」    などなど。
電話になると、地元弁大放出で、もうさっぱり(#^.^#)

食べ物も地域性がはっきりでました。
私はコテコテの赤味噌派。
福岡の友が、「ラーメンはとんこつしか食べたことがないちゃ。」と言われてビックリ仰天しました。
冬のコンビニでおでんを買った時「からしじゃなくて、お味噌をつけて下さい。」といって、店員さんが困った顔をしたのを
覚えています。
確か、岐阜のコンビニには味噌があったような・・・・?

言葉も食文化もちょっと離れるだけで違うことっていっぱいあるんだなーと、今でも発見しながらの毎日です。

梅雨で外に出るのも嫌だな。と思うときは 久しぶりに離れて住むお友達に電話してみては、いかがですか?
その地域の方言を聞くだけでも、会話がはずんで楽しいと思いますよ。

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