SACRAブログ

再注意喚起:風疹が流行しています、NHKで赤ちゃんに障害の報告が6例との報道

2013.01.29連絡事項

昨年6月にこのSACRAブログに記しましたが、風疹が流行してきています。
今後春から夏にかけて、さらなる大流行に至る可能性があります。
NHKの報道で、先天性風疹症候群(CRS)による児の先天性障害が、すでに6例報告されているようです

妊娠中の風疹感染 赤ちゃんに障害6例報告

ご主人も含めて、十分な注意を御願いします
詳細は以下のリンクで以前のブログを参照ください。

風疹が流行しています:妊娠8~10週に行う初期検査前のかた・あるいは初期検査で風疹抗体が低いまたは陰性といわれたかた、ご注意ください

要点は以下に再掲します。

妊娠初期検査で風疹抗体価が陰性(8倍未満)、あるいは低抗体価(8~16倍)の方へ

①特に妊娠24週頃までは、人混みや子供の多い場所への出入りを避けてください。

②うがい・手洗いを励行してウイルスの侵入を防ぎ、睡眠時間も確保して規則正しい生活を心がけ、基礎抵抗力を落とさないようにしてください

③同居されているご家族(特にご主人)への風疹ワクチン接種を検討ください。なお妊婦さん本人は、生ワクチンである風疹ワクチンを接種できません

④発疹が出現したり風疹患者と接触した場合は、いきなり来院せず、お電話いただくか、内科に受診して診断してもらってください

⑤今回の妊娠が終了したら、次の妊娠の前に風疹ワクチンを接種することを検討ください。なお、接種後2ヶ月の避妊が必要になります。


不妊治療中あるいは、妊娠初期検査前の方も、上記に準じて注意されることをお勧めします。

お知らせ一覧へ

    月別アーカイブ