SACRAブログ

ナースステーション便り : 今回は竹内助産師の「SACRAの内情をお話します」です

2009.02.03ナースステーション便り

a6a23157.JPGこんにちは、去年4月からSACRAの一員となりました助産師の竹内です。今回はSACRAの助産師、看護師のなかで一番SACRA歴の浅い私からみたSACRAを、皆様に公開させていただきたいと思います。

私は昨春まで、ベッド数約500床あまりの総合病院に勤務していたのですが、SACRAのような個人のクリニックで、じかに妊婦さんに接して働きたいと考え退職しました。ただ、小さなクリニックへ移るには 正直、不安がたくさんありました。クリニックというと小さな空間になりますので、安全面は大丈夫なのか、人間関係はどうなのか・・・など何もかもが不安でした。

実際のSACRAを明かしますと・・・・・・・実に働きやすい環境です。

まず、職に就いておられる方はお分かりになると思いますが、人間関係が職場環境の良し悪しには大きいですよね。まだ、SACRAに就職して1年にもならないので、見えていない部分もあると思いますが、少なくとも働いているスタッフの大半が、“せっかく一緒に働いているのだから、気持ちよく働こう!”というような意識を持っているように感じます。だから、SACRAで働いていて人間関係に悩まされることは、ほとんど皆無に等しいです。

SACRAスタッフの人間関係?そんなもの患者様には関係ないと思われるかもしれませんが、スタッフの人間関係は、やはりクリニック全体の雰囲気として表れたり、何より安全を第一とする医療機関である以上 大切なことではないかと考えます。普段は、穏やかに流れているSACRAの空気も、緊急に帝王切開が必要であるとか、患者様を他の病院へ搬送しないといけない・・・などといった緊急事態に見舞われることもあります。そのようなとき 人間関係の良さというのは プラスに働くと思うのです。人間関係の良さ=コミュニケーションが図れているということだと思うのですが、緊急時には このことがプラスに作用して、スタッフ各々が そのとき誰がどう動くべきであるのかという役割分担を即座に認識し、または声を掛け合い、スムーズにことを運ばせることが可能となります。
というように、人間関係の良さはSACRAの安全面でも大きなプラスがあると思います。

安全面でもう一つ感じるのは、クリニックといいますと お医者さんが一人しかいなくて、夜勤も看護師が一人で勤務・・・というイメージ(あくまでも、私のなかでのイメージです)が大きいのですが、SACRAは2人の常勤医師がおります。
そして夜勤スタッフも、助産師、看護師と看護助手(または助産師2人と看護助手)の3人のチームです。医師とスタッフの充実という面でも安全は守られているのではないかと思います。

そして、SACRAの内部をもう一つ明かしますと、SACRAでは毎週ミーティングが行われています。先生方以外にも、事務長さん、海老原師長、そのほか助産師、看護師、看護助手、受付スタッフ、厨房などの各部署からスタッフが参加して行われます。それは上から下へ決定事項・連絡事項を伝えるのみに留まらず、各部署からの報告や意見交換などが行われる場になっています。
お産で入院された方には、退院時にアンケートをお願いしているのですが、皆様からいただいたご意見・ご要望なども この場で話し合われます。そして話し合われた内容は、その日のうちにメールにてSACRAの全スタッフに知らされます。
このように、SACRAは現状を様々な角度から把握し、改善点等を見出しながら常に前に進んでいると思います。
 
どうでしょうか? 今回は、皆様が通ってくださっているSACRAがどのようなクリニックであるのかを少しでもご理解いただければと思い、SACRA歴の一番浅い私が、より皆様に近い目線で、内部のほんの一部ではありますが公開してみました。

最後になりますが、時節柄 風邪やインフルエンザ、ノロなどに罹患しないよう手洗い・うがいを心がけて、身体も冷やさないよう温かくしてくださいね。
(ちなみに、画像の赤ちゃんは 私の息子です☆)

                   助産師 竹内 恵美子

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