SACRAブログ

外来での診察の流れについて

2006.09.06役に立つ?情報

36aa89af.JPG今日はSACRAに初めておいでいただく患者様のために、外来における診察の流れについて説明させていただきます。

初めておいでいただいた場合は、まず受付で問診表の記入をお願いしています。問診表の内容により産科の患者様は第一診察室(担当阪本)、不妊・婦人科の患者様は第二診察室(担当橋本)にご案内します。

そのあとそれぞれの診察室で、問診表を参考にして現在の状態をお聞きします。それと同時に過去にかかられた病気や、上のお子様のお産のこと、さらに喘息などのアレルギー疾患をお持ちになっていないかなどもお聞きします。

そのあと内診室にご案内します。内診は、初めての患者様は特にだと思いますが、抵抗感をお持ちの方が多いです。下着をお取りいただいてお上がり頂くわけですから、抵抗を感じられて当然だと思います。しかし内診でしか得られない情報も多いため、申し訳ありませんが皆様にお願いしています。
内診台は少しでも抵抗感を少なくできるように、腰掛椅子タイプを採用しています。内診台に腰掛けるようにお座りいただいた後、スタッフがスイッチを入れると、回転しながら足を徐々に開いていって自動的に内診の体位をとるようになっています。
内診はカーテン越しになりますので不安も強いかと思いますので、通常の手順を説明します。
まずクスコという膣鏡を膣のなかに入れて、膣の分泌物の状態を確認します。その際に必要な方は、子宮がん検査や分泌物の検査などを行います。そして膣内を洗浄してクスコを抜きます。

最後に経膣超音波検査を行います。これはカバーを被せた細い棒状の超音波プローベを膣内に入れて子宮や卵巣を観察する機械です。当院では患者様にも超音波画像がご覧になれるように、内診台の上から見えるようにモニター画面を設置しています。
超音波が終われば内診は終了です。

妊娠中期でお腹の上からの超音波を行う患者様以外は、その後診察室にお入りいただいて診察結果を説明します。

もし不明な点があればいつでもお聞き下さい。またどうしても内診に抵抗がある方は、問診の際におっしゃっていただければと思います。しかし内診しないと分からないことも多いです。また内診の際に痛みを感じられた場合はご遠慮なくおっしゃってください

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